あなたの人生をより豊かに!お酒を控えることで得られる5つのメリット

健康

みなさんもご存じのとおり、お酒には精神をリラックスさせてくれる効果など様々なメリットがあります。

しかし、それと同時に心身に対する数々のデメリットがあることもたしかです。

禁酒や減酒を考えている方の中には、そんなデメリットを知ることで、禁酒や減酒のモチベーションを高めるための原動力としている方も、多いのではないのでしょうか。

ただ、お酒を控えることはなかなか難しく、思うように実行に移せない方も数多く見られます。

そこで今回の記事では、お酒を控えることで得られるデメリットではなく、メリットの方に注目して紹介していきたいと思います。

飲酒をすることで生じるデメリットだけでなくメリットの方にも目を向けることで、より禁酒や減酒へのモチベーションが高まるはずです。

今回の記事を読んでいただくことで禁酒や減酒のモチベーションが高まり、ひいてはあなたの人生を一層豊かにするためのきっかけとなりますので、ぜひ最後までご覧ください。

たらこ
たらこ

この記事はこんな人におすすめです

・お酒のデメリットだけでなく、控えることで獲得できるメリットにも目を向けたい人

・減酒、もしくは禁酒について少しでも興味ある人

・よりお酒を美味しく味わうためのヒントを探っている人

さっそく本題に入っていきましょう。

こちらの項では、お酒を控えることで得られるメリットの中でも代表的なものを、5点ピックアップしてまとめました。

ぐっすり睡眠で翌朝も爽快な寝覚めに

お酒を飲むと、体内ではアルコールを優先的に分解するための反応が起こります。

なぜならお酒は人間の身体にとって異物でしかないため、これを排除する必要があるからです。

そして、そのアルコールの分解の途中で生成されるのが、「アセトアルデヒド」という物質になります。

実は、このアセトアルデヒドは非常に大きな有害性を持っている毒物で、一度生成されると血管に乗って人間の身体のいたるところを攻撃しはじめます。

人間の身体がアルコールを最優先で分解する理由は、このアセトアルデヒドを無害化するためにほかなりません。

ところで、アセトアルデヒドの持つ悪い影響の一つに、交感神経をたかぶらせてしまうというものがあります。

人間は睡眠につくときには交感神経を鎮めてリラックスする必要がありますが、アセトアルデヒドの持つ毒性が働いていると、中途覚醒につながり安眠を妨げる原因となってしまうのです。

これは裏返すとアルコールを控えることは、良質な睡眠をとれることにつながり、ひいては翌朝のスッキリとした目覚めを手に入れられることを示しています。

入眠する際に交感神経のたかぶりを抑えることができ、理想の状態で眠りにつけるのですから当然といえば当然でしょう。

そして、理想的な状態で睡眠をとることができれば、仕事や勉強のパフォーマンスのアップなどにつながりますので、良いことずくめなのは言うまでもありません。

ちなみに、お酒を日常から大量に飲む人は減酒や禁酒をしてから一週間ほどは離脱症状で、かえって眠れなくなってしまうケースもあります。

しかし、時間が経過すれば良質な睡眠がとれるようになり、爽やかな目覚めが期待できるようになりますので、諦めずにまずは最初の一歩踏み出してみてください。

・アルコールを摂ると体内でアセトアルデヒドという猛毒が生成される

・アセトアルデヒドは交感神経をたかぶらせ安眠を阻害する

・お酒を控えることで交感神経が抑えられ良質な睡眠がとれるようになる

ダイエット効果を発揮!理想の体型に近づける

私のブログ記事をご覧のみなさまの中には、ダイエットに関心を持っている人も少なくないはずです。

そして、ダイエットに励んでいる人には自分なりの理想の体型のイメージがあって、それぞれの持つ理想像へと向かって日々の努力に励んでおられるのではないでしょうか。

そんな人たちにとっても、お酒を控えることは強力なメリットになり得るのです。

第一にお酒は胃腸の働きを活発にさせるほか、満腹中枢を麻痺させて食欲の暴走を招いてしまいます。

普段は理性で食欲を抑え込んでいる人でも、脳の判断基準に悪影響が出てしまうわけですから、体重の増加を避けることは非常に難しいものになってしまうでしょう。

加えて、お酒を飲むと人間は味覚も麻痺してしまい脂っこいものや、しょっぱいものが食べたくなります

これらの食品はハイカロリーなものが多いため、輪をかけて太りやすくなってしまうという事態は避けられません。

さらに言うと、お酒に含まれるアルコールは最終的には「短鎖脂肪酸(たんさしぼうさん)」という脂肪酸に分解されるので注意が必要です。

この短鎖脂肪酸は脂質の一種ですので、当然ながら高いカロリーを持っています。

脂質にも様々な種類がある中、短鎖脂肪酸は比較的に代謝のされやすい部類の脂質ではありますが、脂質である以上は中性脂肪のもととなることは言うまでもないでしょう。

よく、お酒(アルコール)は「エンプティカロリー」と呼ばれ太らないという話がありますが、騙されないようにしてください。

実際、私も以前Twitter(現:X)で行った「ダイエット100日チャレンジ」の中では、一定期間お酒を飲まない期間を設けましたが、やはりダイエットの加速具合には好影響が出た経験があります。

以上のように、お酒を控えることにはダイエット効果を発揮させ、あなたの理想の体型を近づくことをアシストしてくれる効果がありますので、ぜひ一度試してみてください。

・お酒は満腹中枢を麻痺させ、食欲の暴走を招く

・飲酒をすると人間は味覚が麻痺してしまい、しょっぱいものや油っこいものを食べたくなる

・アルコールは最終的には脂質に分解され、内臓脂肪のもととなる

老化が抑えられ「若見え」にも効能あり

みなさんは、「AGEs」と呼ばれる物質をご存じでしょうか。

AGEsとは、体内で余計な糖分とタンパク質が結びつくことによって作られる老化物質の一種です。

実をいうと、お酒を摂取した場合、このAGEsが大量に生成されてしまうことが分かっています。

老化物質が生成されてしまうと、肌や髪、臓器や血管、骨などの老化を促進させてしまいますから、老け込んだ見た目になってしまうことは、想像に難くありません。

飲酒の頻度が週4日以上の人は、それ未満の人よりも生成されるAGEsが多いという研究成果もあります。

しかし、お酒の摂取を控えることでAGEsの生成を食い止められますから、当然ながら若く見られやすくなります

いつまでも若々しい見た目をキープしておきたいのは、多くの人が感じている願望の一つのはずです。

お酒の量を控えて老化を防止し、「若見え」状態の保に大いに役立てましょう。

・お酒を飲むと「AGEs」と呼ばれる老化物質が生成される

・飲酒の機会が週4日以上の人はAGEsの生成量がより多くなるため要注意

車が買えるくらいの節約ができるケースも

お酒を控えることのメリットには、金銭的なメリットだってあります。

それも、車が買えるくらいの大きなメリットです。

たとえば週に5回、一回あたりの晩酌費用が500円の人が月に20日間、飲酒の機会を設けたとしましょう。

その場合、ひと月当たりのお酒代は一万円となり、年間では合計12万円の費用が必要です。

この生活を40年間送ったと仮定したら480万円ものお金を失ってしまいます

まさに、車だって買うことができる金額です。

もちろん、この例は極端なものであることは承知していますが、お酒を控えることに金銭的なメリットがあることには間違いありません。

そこで、まずは一旦ご自身の飲酒のペースに合わせて、お酒を飲み続けることで失うお金を計算し、「見える化」してみることから始めてみてください。

車を買えるほどではないにせよ、思っているよりも多くの金銭を失っていることがわかるはずです。

また、このように飲酒で失うお金を可視化することで、お酒を飲まないモチベーションを高められるようにもなるでしょう。

現在、お酒を控えようかなと思っている人は、金銭的なメリットについても一度立ち返ってみて、お酒の量を抑えることに生かしてみてください。

長いスパンで見れば、きっと多大なるメリットがあることに気づけるはずです。

・お酒を控えることで、場合によっては車が買えるほどの金銭的メリットが生まれる

・まずは、飲酒で失うお金を計算して「見える化」してみる

・失う金銭を理解することでダイエットのモチベーションを高められるという効果もある

免疫機能が増進!健康な身体づくりに大きなメリット!

お酒を控えるメリットには免疫機能を増進させ、健康な身体づくりにもよい影響を与えくれるというものもあります。

では一体なぜ、お酒を控えることで人間の免疫機能が増進されるのでしょうか。

実を言うと、人間の免疫機能には、3つのステップがあることが現在の科学では判明しているのですが、アルコールはそのいずれのステップも妨害してしまうことがわかっています。

この事実はあまり知られていないはずので、ここではまずは、この3つのステップについて軽く解説しておきましょう。

上記3つの免疫機能のステップは下記のとおりとなっています。

・第一のステップ:皮膚や粘膜などが病原体の侵入を防ぐ「自然バリア」

・第二のステップ:万が一侵入を許してしまった病原体を、免疫細胞であるマクロファージなどが対処する、「自然免疫」

・第三のステップ:マクロファージなどでも対抗できない場合に、その病原体に対応した免疫能力で戦いを挑む「獲得免疫」

以上の3種類のステップで人間は外部からの脅威に対処するわけですが、アルコールはこのすべてのステップの働きを弱めて、免疫機能を弱体化させてしまうのです。

さらに言うと、お酒は糖尿病や心疾患などの生活習慣のリスクを増大させてしまうことも有名ですが、実はこれらの病気になってしまうと血流が悪くなるため余計に警戒する必要があります。

なぜなら、血流が悪くなってしまうと身体中に様々な悪影響があらわれ、免疫機能にとっても悪い影響が出てしまうからです。

そのためお酒を控えることは、すでに生活習慣病にかかっている人にとっても非常に大きなメリットをもたらしてくれると言えます。

これらのことから、お酒を控えることには人体が本来持っている免疫機能を増進させ、健康な身体づくりによい影響を与えてくれるというメリットがあるのです。

働き盛りで健康に一層気を使う必要のある我々の大人世代は、お酒を控えることで得られる健康効果にも大きく注目して、病気に強いすこやかな身体づくりも役立てましょう。

・お酒を飲むと人体の持つ3種類の免疫機能をすべて弱体化させてしまう

・お酒は生活習慣病で血流が悪いの免疫機能を低下させるため大きな脅威

・お酒を控えることで免疫機能の増進が期待でき、健康な身体に近づける

今回の記事では、飲酒の習慣がもたらすデメリットではなく、逆にお酒を控えることで得られるメリットの方に着目して解説をしてきました。

飲酒の量を抑えることで得られるメリットには、ここまで見てきたように様々なものがあります。

私もお酒の飲みすぎには気を付けて、これらのメリットを享受したいと考えていますので、ぜひみなさんにも本記事の内容をよく理解していただき、飲酒の機会を減らすことに役立ててもらえれば幸いです。

なお、お酒を控えることで得られるメリットには今回紹介しきれなかったものもありますので、機会があれば再度同じジャンルの記事を執筆したいとも思っています。

読者の方々にありましては、そちらの記事についても楽しみにしておいてもらえますと、こちらとしても大変嬉しく感じる次第です。

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