「ダイエットがなかなか続ない」
「どうしても停滞期で挫折してしまう」
ダイエットに励む人たちが持つ悩みの中でも大きなウェイトを占めるのが、モチベーションの維持にまつわるものではないでしょうか。
ダイエットは長期的な戦いになりますから、どこかのタイミングで心が折れてしまっても不思議なことではありません。
そこで今回の記事では、100日間で10㎏減を成功させた私が実践していた、ダイエットを続けるためのコツを紹介していきます。
ダイエットを続けるコツ8選
さっそく本題に入りましょう。
ここから先は、私が実際にしていたダイエットのモチベーションを保つための方法を紹介していきます。
メンタルを保護するためのテクニックが中心に、8点選りすぐってまとめました。
明確な目標設定をする
ダイエットを継続するためにも必要なのが、明確な目標設定をすることです。
あまりに基本的なことなので、「そんなの当たり前だろ」という方もいるかと思いますが、基本を踏まえてこそ成功への扉が開くという観点から、あえて取り上げました。
ただし、これは言い換えれば、ゴールをどこに設定するのか、そして何を持ってダイエット成功とするのかということになります。
たとえば、10㎏減でもいいでしょうし、ワンサイズ小さな洋服を着こなせる体型にするなど、何でも構いませんので自分なりの目標を設定してください。
目標を設定していると体重や体型が変化するたびに、「あと何キロ頑張ればダイエット成功だ」といった具合に、やる気のアップにつながります。
ちなみに、目標を紙に書いて日常的に目につくところ、たとえばトイレなどに貼っておくとより効果できです。
・ダイエットを継続させるためには明確な目標設定が不可欠
・目標を紙に書いてトイレなどの日常的に目につくところに貼っておくとより効果的
周囲の人に宣言する
周囲の人に宣言するというのは、私が実践したダイエットの継続に有効な方法の中でも、一番効果がありました。
どんな方法かと言いますと、シンプルに周囲の人にダイエットを始めたことと、何キロ痩せるということを宣言し続けるというものです。
私は、Twitter上のフォロワーさんと家族に対し、「100日間で10㎏痩せる」と初日から最終まで宣言し続けました。
周囲の人に宣言まくることによって、引っ込みがつかなくなりますから「やっぱりやめます」なんて言えたものではありません。
さらに、ライター業のクライアントも見ているアカウントで実行していましたので、輪をかけてやめるわけにはいかない状況でした。
このように、ダイエットを続けざるをえない環境を自ら作り出すのも、ダイエットを継続するための一つのテクニックとなりえます。
ちなみに、「絶対に目標を達成する」、「必ず10㎏痩せる」などの強い文言を加えて宣言をし続けると、より一層この方法の効果が高まりますのでおすすめです。
将来の自分の姿を想像する
私は停滞期の最中や、夜間お腹が空いて仕方がないときには、ダイエットが終了したときの自分の姿を想像して、なんとかモチベーションを維持していました。
20代の頃の体型を思い出しつつ、将来の自分に投影することで苦しみを乗り切った夜は何度もあります。
また、私はファッションにも興味があるのですが、痩せたときに着たい服をネットショッピングサイトで眺めながら、着用したときのイメージを膨らませるのも効果的でした。
ただ、最近の研究では、自分がなにかに成功した姿を想像すると脳が満足してしまい、モチベーションの低下につながるというデータも報告されています。
さらに、こちらの研究によると、このままの自分でいたらその後の人生がどうなってしまうのか、というアプローチでイメージした方が効果的だというように結論づけられていました。
どちらの方法がよいのかは読者の方に委ねる形になってしまい恐縮ですが、この辺は両方を実践してみてご自分に合う方を選んでみてください。
私は前者が有効だと感じていますので、おそれらく今後もそちらの方法を実践していきます。
自分に合う食べ物を見つける
ダイエットの目標達成のための要とも言える食事。
ダイエットを成功させるためには、痩身に効果的な食べ物をセレクトしていく必要があることは言うまでもありません。
そして、ネットにはこの食べ物がダイエットよい、という情報が飛び交っていますが、私が声を大にして言いたいのは、見出しのとおり自分に合う食べ物を選びましょうということです。
これは一例ですがボディビルターの、なかやまきんにくんはトマトの健康効果に着目して毎日摂取しています。
一方で、同じボディビルターの中には、トマトは体質に合わず便秘になってしまうため別な野菜を食べている人もいます。
かく言う私も、野菜から摂取する食物繊維では便秘になりやすい体質らしく、ダイエット2ヶ月目あたりからめかぶやおくら、納豆などの食品を多く摂取したことがあります。
そうしたところ、徐々にお通じがよくなり体調が改善されました。
どうやら私のお腹には、野菜に多い不溶性食物繊維よりも、海藻などに多い水溶性食物繊維の方が相性がよいようです。
便秘のストレスから解放されたことで、その後のダイエットにも弾みがついたことを覚えています。
このように、ダイエットを戦い抜くためには自分に合う食べ物を試行錯誤して探し、ストレスを取り除いていくことも重要です。
栄養素の役割を学ぶ
みなさんは、どんな栄養素がどんな役割を持っているのかを、説明できるでしょうか。
たとえば、糖質にはどんな種類があってどんな特徴を持っているかということや、タンパク質はどんな役割があるかなどです。
この辺は、語り出したらマニアックな方向にいきがちですが、ダイエットをしていくうえでは糖質とタンパク質、そして脂質の種類と働きの基礎知識くらいは覚えておいて損はありません。
栄養素の基本的な役割を学ぶことはダイエットの効率化につながりますし、効率が上がれば継続の意識を高められます。
Tarzanなどの健康誌には、初心者でもわかりやすい解説がたびたび掲載されていますので、機会があれば手に取ってみてください。
なおTarzanについては、Kindleアプリ利用している人であれば多くの書籍が無料で読めますので、チェックしてみるのもよいでしょう。
もっとも、kindle Unlimitedの使用料は発生してしまいますので、その点に関しては注意が必要ですが…
ダイエットアプリを使用する
ダイエットアプリを利用するのも、ダイエットを継続していくうえでも大きな助けとなります。
なぜなら、人間には仕事でも勉強でも成果を「見える化」すると、モチベーションや作業効率がアップするという特徴があるからです。
たとえば、仕事のスコアをモニターに映しながら作業をしたグループと、そうでないグループの作業の成果を比較した実験では、前者の方が生産性が高かったというデータがあります。
また、アルコール依存症の人が断酒を継続する場合にも、カレンダーに毎日チェックマークを入れたり、シールを貼るなどして頑張りを可視化するという試みも行われているなど、様々な場面で見える化は役立っているのです。
ダイエットアプリでも体重を入力することで、体重のグラフが表示されて成果がきちんと見える化されますので、ダイエットの継続のための大きな力となってくれます。
まだ、ダイエットアプリを導入していない人は、この機会に試してみてはいたかでしょうか。
ちなみに、私のおすすめは「あすけん」というアプリです。
毎日体重を測定し入力することで、体重の推移がグラフとなってあらわれ、ダイエットの見えるかがきちんと図れます。
大人世代は身体のケアを念入りに
私はダイエット100日チャレンジの終盤戦において、かなり身体を酷使してしまいました。
そのせいで筋肉の回復力が衰えてしまい、というよりも疲労が完全に筋肉の回復力を追い越してしまい疲れがとれず、もう本当に後悔してもしきれないような状態になっています。
大切なことなので繰り返しますが、後悔しかありません。
当時はほぼ毎日2万歩くらいのウォーキングをこなし、月間50万歩以上、歩いたことがあるのですが、そのせいで下半身の筋肉が慢性的な疲労を抱えるハメになったのです。
雨の日も風の日も、コロナワクチンで副反応が出ている日も休むことなくウォーキングを続けたことが仇になったようです。
2024年現在、チャレンジ終了から約3年が経過した今でも、その疲労は取れずウォーキングの歩数に制限をかけながら体型の維持に努めています。
もしも当時の私にアドバイスするとしたら、絶対に無理はせず身体のケアを念入りにしろというアドバイスしたいですね。
ストレッチはもちろん、BCAAなどのサプリメントの活用、スニーカーは軽快に歩けて足への負担が少ないものを選ぶ、激しい上り坂ウォーキングは控える、そしてたまには休む、など例をあげたらきりがありません。
私はもうすぐ今年で43歳を迎えますが、同年代の人たちには身体のケアは徹底欲しいと心から願います。
ガマンできないときは無理せず食べる
最後に紹介するのは、食欲に関するものです。
ダイエット中は誰しもが、襲いかかる食欲とのバトルを経験します。
そして、どうしても、どうしても、どうしても、食欲を抑えきれないギリギリのラインにまでガマンの限界に達してしまうこともあるはず。
そんな時は、ガマンせず食べてしまうのが手っ取り早い解決方法です。
過剰なガマンは大きなストレスを生み、大きなストレスは食欲の増加を促します。
「食べたい!でも我慢しなきゃ」といった具合にストレスの悪循環に陥る前に、いっそのこと食べてしまう方がよほど健全です。
ただし、食べた後の後悔だけはしてはいけません。
ドイツの詩人ゲーテの名言に、「後悔はさらなる後悔を生む」という趣旨のものがありますが、私はこの言葉に同感です。
たとえ2000㎉摂取したところで、1日の消費カロリーを200㎉制限or増やせば10日で取り戻せます。
「ちょっと食べ過ぎたかな」と感じても、明日からのダイエットを前向きに頑張りましょう。
絶対にダイエットを成功させよう
今回の記事では、私が実行してきたダイエットを継続するためのコツや、気を付けるべきポイントを紹介してきました。
手前味噌ですが、私の経験を通じて実感してきた情報ばかりですので、価値あるものばかりだったと自負しています。
ダイエット中は辛く苦しい日々が続くため、心が折れそうになることが多々ありますが、今回私が紹介した情報があなたのお役に立てたのなら幸せです。
私も体重を維持するために、毎日筋トレとウォーキング継続中ですから、一緒に頑張りましょう!
コメント